16台目のCOSMOS
自分の人生は自分で創ると決めたあなたへ
16台目のCOSMOS。
今回は沖縄にお住まいの文恵さんという方からオーダー頂きました。
文恵さんに意識を合わせると、暗い中に上から流れ落ちる白っぽい砂のようなものがポッと浮かんで見えた。
だんだんそれがはっきり見えてくる。
プラチナ色に光る細かく軽い粒子が、砂時計のように上から流れ落ちてどんどん山になっていく。
そしてその山になった粒子が、今度は放射状にどんどん広がっていく。
そのうち山の真ん中に穴が空いて、そこにも粒子が流れ込んでいく。
そこで一度目のビジョンが終わった。
次にビジョンが見えたのは、弦を買いに行く日でありCOSMOSを組み立てる当日。
赤と黒の弦が両極にあり、中央の弦からその赤と黒の弦に向かって広がっていくイメージ。
そしてその中の弦はとても繊細さを感じて、細い銀の弦だけを使うことに決める。
赤と黒に挟まれた銀の部分は海で、その銀の中央の弦から水が沸き上がり、両サイドにある赤と黒の弦へ波が寄せているイメージ。
実際は銀の弦は真ん中の二本が太く、そこからそれぞれ両サイドにある赤と黒の弦に向かって細くなっている。
けれど買う時になって、急に赤が強い感じがして、違う弦を選ぶことに。
今回の黒い弦はクラシックギターの弦。クラシックギターの弦なら使えると、探すと半透明の白い弦を見つけた。
透明じゃないところが気に入り、ピンクのパッケージも可愛く直ぐに手に取る。
他にもたくさんの透明の弦があったので、音の伸びについて店員さんに尋ねると、これが一番伸びるとのことで、確証を得た気持ちになり、この弦で行くことにした。
いよいよ組み立て。
この時初めて私は天板の絵を見るのだけど、今回は底板の部分にも金色の大きな円がそれも厚く描いてあったのを見て、そこに金があるから、やはり銀色の弦だけで良かったのだと納得した。
天板の絵は、助産師さんという文恵さんがまさに天職だと思わせるようなとても可愛いもので、これが名前から出来たものとは!!と、毎回ではあるけれど、今回も驚嘆してしまう。
いよいよ弦を張る。
白い弦はポールエンドがついていないので、ポールエンドのない弦はピンに巻き付けて通常止める。
けれど、白い弦の先に赤い止めがついていたのが可愛くて、あつこさんも私もそれを切る気持ちにはなれず…
結んでみたらどう?とあつこさんの意見で、きゅっと一巻きで結んでみたら、それが意外にも良さそうで、そのまま使うことにした。
そして出来上がった音は、細い弦だけで繊細をイメージしていたのに、どっしりと安定感のある重さのある音になった。
それが文恵さんの質なんだなぁと、まだお会いしたことのない彼女をそこで身近に感じた。
そして出来上がったCOSMOSが届いてから、製作過程でのお話を三人でさせていただく。
文恵さんは届いて間もないCOSMOSを、既に身近に感じてくださっていて、私達が感じていたことも既に感じ取って下さっていた(へその緒みたいとか)。
そして驚いたのは、弾く時に両方の手で弦の真ん中から外に向かって弾いていたと。
そう、まさに私のイメージをそのまま既にやっていたり。
更に、文恵さんも少し前にお知り合いの方から、文恵さんはこんなイメージだよねと教えてもらっていたものが、私が最初に見たビジョン、プラチナのような色の細かい粒子が上から真っ直ぐ降り注ぐ、あのイメージによく似ていると驚かれていたり、色々と不思議なシンクロのある楽しい時間になりました。
8台で一つのサークルになるCOSMOSの、次のターンが始まります。
オーダー頂いた方の深い部分と共鳴して出来上がる楽器です。
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